梅の名所として有名な城南宮(じょうなんぐう)。
3月の「しだれ梅と椿まつり」開催中に訪れてみたのですが、境内の梅は本当に綺麗でした。
今回は、そんな城南宮ならではの期間限定の梅の御朱印を頂き、また、城南宮の近くでおいしい和食ランチを堪能してきました(*´▽`*)
そこで、城南宮の御朱印、駐車場と拝観料、城南宮周辺の和食ランチについてご紹介したいと思います。どうぞお付き合いください♪
手水舎の菊水若水は名水!
こちらが城南宮の城南鳥居です^^
鳥居の手前には手水舎があり、こちらの手水舎の水は、菊水若水という名水なんですよ^^
江戸時代初期、霊元法皇が菊水若水を飲んだところ痛みが消えたそうで、この水を飲むとあらゆる病気が治ると伝えられています。そのため、今でも水を持ち帰る風習があります。
城南鳥居をくぐったところの境内の様子です。
さすがに梅の時期とあって、観光客がたくさんいました。
神興舎と、その前にはしだれ梅の木が立っていました。
綺麗ですね~(´艸`*)
可愛らしいピンクの花に癒されました♪
城南宮で御朱印を頂ける場所は?こちら!
鳥居をくぐって左前方に見えるのが、授与所とむすび殿です。
こちらの授与所で城南宮の御朱印を頂くことができます。
今回頂いた御朱印がこちらです。
城南宮と書かれた御朱印と、しだれ梅と椿まつりと書かれた、限定の御朱印です。
このような期間限定の特別御朱印は、嬉しいですね^^
本殿は平安時代後期の建築様式!
中央には、拝殿が建っています。
拝殿は祭礼の時などに神楽や舞を奉納する場所です。
右前方には、神楽殿があります。
神楽殿は、平安時代の貴族の邸宅である寝殿造りを模した御殿で、1996年に建てられました。
会社の発展祈願のご祈祷や結婚式の際に使用されます。
そして、拝殿の奥にあるのが本殿です。
本殿は改修工事中でした。仕方がないとはいえ、やはり工事は残念ですね(^_^;)
常夜灯もありましたよ。
工事の様子が写らないように、、、と思いましたが、どうしても写ってしまいました(;´Д`)
本殿西側の末社です。
手前が稲荷社、中央が厳島社・住吉社・兵主社、奥にあるのが粟島社です。
こちらは、本殿東側の末社です。
一番手前が天満宮社・妙見社・金刀比羅社、手前から2番目が庚申社、3番目が大国主社、一番奥が春日社です。
本殿は焼失してしまったため、1978年に再建されました。現在の建物は平安時代後期の建築様式で、比較的新しいものなんですね。
城南宮、神苑のしだれ梅が見頃♪
城南鳥居をくぐってすぐ左手に、神苑入口があります。
神苑のしだれ梅は満開で、圧巻の景色でした。
この日は「しだれ梅と椿まつり」の開催期間中だったんですよ^^
ピンクと白のしだれ梅が青空によく映えていて、とても綺麗でした。
苔の上に落ちた椿が美しい、落ち椿とのコラボも最高でしたよ(´艸`*)
こちらは、神苑の奥にある室町の庭で、室町時代の様式で造られた池泉回遊式の庭園です。
池の中央には蓬莱島があり、不老長寿を象徴する松が生えています。
さらに詳しくご紹介している記事はこちら!
城南宮のしだれ梅!見頃はいつ?満開の画像たくさんでご紹介♪芹川天満宮の梅が綺麗でした♪
神苑を出て、城南鳥居の前に戻って来ました。
鳥居の前には、三照宮社(さんしょうぐうしゃ)があります。
三照宮社には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。
絵馬舎では、鉢植えの販売も行われていました^^
こちら、梅の木の向こうに見えるのが、芹川天満宮(せりかわてんまんぐう)です。
さきほどまでの境内とは違って、こじんまりとしていますが静かで落ち着いた雰囲気の場所でした(*‘∀‘)
芹川天満宮は、学問や和歌の神様である菅原道真(すがわら みちざね)を祀っています。
紅梅と白梅に囲まれて、とても綺麗な眺めでした。
駐車場の方へ向かうと、城南宮の西の鳥居が見えます。
西の鳥居は1861年に建てられました。
扁額には「城南離宮」と書かれていますが、これは白河上皇や鳥羽上皇が院政の拠点として営んだ離宮の名称です。江戸時代、城南宮の社号のように用いていたそうです。
城南宮に駐車場はあるの?無料で併設♪
城南宮には、無料の駐車場が併設されています。
駐車場はかなり広く、お正月や行事期間には200台、それ以外の平日は160台の車がとめられます。
しかし、行事期間などの混雑時には早い時間から満車になるので、車で行かれる場合はご注意ください。
駐車場横にあるのは、祈祷所です。
こちらに車を乗り入れて祈祷して頂けるよう、広いスペースがありました。
これで城南宮の散策はおしまいですが、せっかくなので、今日は城南宮の近くでランチをしようと思います♪
城南宮周辺の和食ランチ♪
この日は、城南宮の近くにあるお店「美ね寅」で、和食ランチを頂きました(*‘∀‘)
古びた本物の水車があり、年代物の古民家を改築したような建物が、観光客向けっぽい雰囲気の和食レストランです。
中は普通ですが、梁とかは立派でした^^
平日は日替わり定食800円程度と、リーズナブルなのが嬉しかったです♪
私は和食好きなのですが、湯葉うどんは出汁が凄くきいていて、かなり美味しかったです(*´▽`*)
日替わりの木の葉丼も、卵がトロトロでとっても美味しかったです。
城南宮からは歩いてすぐで、客席も結構あるので、平日でなくてもオススメです。
接客も丁寧でしたよ^^
城南宮の歴史と豆知識
城南宮は、都の守護と国の安泰を願って、1200年ほど前に創建されました。
平安京の南に位置するため「城の南」ということで、城南宮と名付けられたそうです。
城南宮は「方除(ほうよけ)の大社」とも呼ばれ、旅に出る時に悪い方位へ行ってしまわないように、家の間取りが悪くならないようになど、方位に関係する災いがおこらないように祈願する場所としても知られています。
城南宮の拝観料は?アクセスなど
- 正式名称:城南宮
- 住所:〒612-8459 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
TEL:075-623-0846 - 拝観時間:9:00~16:30
- 拝観料:境内無料(神苑は高校生以上600円、小人・中学生400円)
- 交通:京都らくなんエクスプレスで京都駅八条口から油小路城南宮下車徒歩4分(平日)、京都駅八条口から城南宮前下車徒歩1分(土休日)
- 駐車場:無料駐車場が併設
編集後記
城南宮の御朱印、駐車場と拝観料、城南宮周辺の和食ランチについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
今回は梅と椿の花を楽しんで、梅の限定御朱印も頂いて、おいしい和食ランチを堪能して、、、と大満足の参拝でした(´艸`*)
梅の季節は混みあっていますが、その美しさは圧巻で、一見の価値ありです♪
秋には紅葉も楽しめるようなので、ぜひ、城南宮へ足を運んでみて下さいね^^
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