今回は、パワースポットとしても有名な平安神宮(へいあんじんぐう)を訪れました。
境内がとても広々としていて、ゆっくり歩くととても空気がすがすがしく、癒しの場所でした(*´▽`*)
2018年2月8日に訪れたのですが、寒い時期で参拝客も少なく、神苑の中にいたのは私のほかに1組のご夫婦だけでした。
冬は常緑樹以外、花なども咲いていないですが、空いていてゆっくりまわれるのが良かったです。
また、平安神宮は縁結びの神様としても有名なんですよ^^
それでは、平安神宮の見どころ、神苑や御朱印、拝観料についてご紹介したいと思います♪
平安神宮の見どころ・大鳥居は存在感抜群!
平安神宮の南には、シンボルとも言える大鳥居があります。
大鳥居は1928年の昭和天皇御大礼の記念事業として造営され、高さ約24m、幅約18mで、登録有形文化財に登録されています。
柱の太さもなかなかのもので、柱の内部に階梯(かいてい)があり、笠木(かさぎ)までのぼることができるようです。
平安神宮の見どころでもある大鳥居は、間近で見ると圧倒されるほどで、存在感抜群でした!とても立派で一見の価値ありです^^
応天門は重要文化財!
大鳥居から北、境内の方へ向かうと、朱塗りの応天門(おうてんもん)が見えてきます。
途中、平安神宮の由緒が書かれていました。
平安神宮の表参道である神宮道(じんぐうみち)、かなり広いですね~。
こちらが応天門です。
応天門は1895年に造営され、重要文化財に指定されています。
応天門の手前、左手には、手水舎(ちょうずや)がありました。
境内図を見ると、なかなか広そうですね~。
応天門の立て札です。
それでは、応天門をくぐって境内へ向いましょう♪
応天門をくぐると境内は砂利敷きでとても広々としていました^^
白虎の手水所がありましたよ~。
平安京は四神(しじん)相応の思想に基づいて築かれたといわれ、北は玄武(げんぶ)、東は蒼龍(そうりゅう(青龍))、西は白虎(びゃっこ)、南は朱雀(すざく)の四神に守られていたと伝えられています。
平安神宮の拝殿の西には、1895年に造営された重要文化財の白虎楼(びゃっころう)があるんですよ^^
平安神宮で御朱印を頂ける場所は?こちら!
平安神宮の御朱印は、応天門を入ってすぐ右と左の2か所で頂くことができます。
こちらが、西の御朱印所です。
そして、こちらが東の御朱印所です。
今回頂いた御朱印がこちらです。
平安神宮と書かれたシンプルな御朱印でした^^
平安神宮の御朱印といえば、、、
平安京を守護していた京都にある神社5社をまわる、京都五社めぐりも人気なんです♪
「玄武(北)の上賀茂神社」、「蒼龍(東)の八坂神社」、「白虎(西)の松尾大社」、「朱雀(南)の城南宮」、そして中央を守護する「平安神宮」の5社を、神様のご加護の印である御朱印を集めながらまわることを言います。
大極殿!平安京の一部を復元♪
蒼龍(そうりゅう)の手水所です。
こっちを見ている蒼龍の顔が、怖いような、愛嬌があるような、、、(;´∀`)
1895年に造営された蒼龍楼(そうりゅうろう)は高さ約10mの重要文化財です。
二層(二階建て)で、二層目の中央と四隅に二階建ての楼閣が5つあります。
蒼龍楼は朱色と緑の色が鮮やかできれいでした(*´▽`*)
左近の桜です。
桜の名所としても有名な平安神宮ですが、応天門をくぐって境内へ入ると、右側にこちらの左近の桜があります。
大極殿は国家行事を行う正殿で、ここに座る天皇から見て左側にあるため、左近の桜と呼ばれているそうです^^
そして、天皇から見て右側には右近の橘があります。
こちらが右近の橘ですが、全体が覆われていました(;´∀`)
大極殿(だいごくでん)の立て札を発見しました^^
重要文化財の大極殿は1895年に造営され、応天門の北、本殿の南に位置します。平安京の大内裏の一部を復元して、実物の約8分の5の規模で創建されました。
大極殿・白虎楼につながる東西歩廊は重要文化財で、1895年に造営されました。
残念ながら、大極殿の中は撮影禁止でした( ノД`)が、こちらも平安神宮の見どころですね♪
内側から見た応天門です。
朱色がとてもよく映えますね^^
こちらは白い花…と思いきや、おみくじの結び木でした。
たくさんのおみくじが結んでありました( *´艸`)
平安神宮の見どころ・南神苑へ♪
平安神宮の見どころ、神苑の入り口です。
神苑は社殿を取り囲むように造られている回遊式庭園で、しだれ桜の名所としても知られています。
神苑は東、西、南、中と4つのエリアがあり、今回は南神苑から順番に進んで行きました。
入ってすぐの所に、枝垂れ桜の木がありました。
こちらの枝垂れ桜、春になるとこんなに綺麗な花を咲かせるんですよ~(*´▽`*)
とても綺麗ですね♪
桜が満開の時期の平安神宮はこちらです♪
平安神宮の桜が満開♪例年の見ごろはいつ?こうして神苑の案内図を見ると、神苑がかなり広いことが分かります。
南神苑の立て札です。
こちらが南神苑です。
南神苑には、源氏物語など平安時代に詠まれた200種あまりの植物が植えられていて、平安の苑とも呼ばれています(*´▽`*)
日本最古の電車が展示されていました。
この電車は、明治28年1月、日本最初の交通輸送業出電車として、京都電気鉄道が運行したものなんだそうです^^
冬なので花などは咲いていませんが、緑に囲まれたとても素敵な場所でした♪
春の七草が植えられていました。こちらは、すずしろ(大根)です^^
左奥には、茶室・澄心亭(ちょうしんてい)があります。
それでは、次へ向いましょう♪
平安神宮の見どころ・西神苑と中神苑へ♪
南神苑の奥には、西神苑があります。
西神苑は、平安神宮が創建された明治28年に、中神苑とともに造られました。
西神苑には白虎池(びゃっこいけ)があり、初夏には花菖蒲が綺麗に咲き誇ります。
特に西神苑は京都市内とは思えないほど静かで、森の中のようでした。
西神苑から東へ向かうと、中神苑があり、蒼龍池(そうりゅういけ)が見えてきます。
鴨が2羽並んでいました。うしろ姿がなんだか可愛いですね(´艸`*)
臥龍橋(がりゅうきょう)の立て札です。
臥龍橋は天正年間、豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)により造営された三条大橋と五条大橋の橋脚が使用されています。
「龍の背にのって池に映る空の雲間を舞うかのような気分を味わっていただく」という作庭家の意図が込められているそうですよ^^
平安神宮の見どころ・東神苑へ♪
東神苑の立て札がありました。
栖鳳池(せいほういけ)と尚美館(しょうびかん)です。
こちらは、栖鳳池に架けられた橋殿、泰平閣(たいへいかく)です。
泰平閣は京都博覧会に使われたそうで、大正時代初期に京都御所から移されました。
橋の上から見た北側の景色です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、、、池には氷が張っています。それくらいの極寒でした(;´Д`)
こちらは、南側の景色です。
神苑の出口付近から見た泰平閣です。
のんびりした、落ち着く眺めですね~。
さきほど栖鳳池のほとりに建っていたのが、こちら、尚美館です。
尚美館は大正時代、京都御所から移築された寝殿造の建物で、室内には望月玉渓(もちづき ぎょくけい)が描いた襖絵があります。
ついに、神苑の出口まで来てしまいました。
平安神宮の見どころである神苑は、とても癒される場所でした~!
冬は冬で空いていて良かったですが、桜や新緑の季節はとても見ごたえのある立派な庭園だと思うので、ぜひとも桜のシーズンにもう一度訪れたいなーと思いました(´艸`*)
4/2の桜シーズンにも行ってきたので、また別の記事でもご紹介したいと思います。
大鳥居まで戻って来ましたよ^^
ここで、今回の散策はおしまいです♪
平安神宮の歴史と豆知識
平安神宮は、1895年、平安京遷都1100年を記念して創建されました。
多くの建物が重要文化財に指定されていて、第50代桓武天皇(かんむてんのう)と第121代孝明天皇(こうめいてんのう)が祀られています。
10月には、明治28年に始まった、平安神宮の創建と平安京遷都1100年祭を奉祝する時代祭が行われます。
この時代祭は、葵祭、祇園祭とあわせ、京都三大祭りに数えられています。
境内には、1940年に造営された登録有形文化財の神楽殿(かぐらでん)、その反対側には1940年に造営された登録有形文化財の額殿(がくでん)もあります。
額殿は奉納された額や絵馬を掛けるため、絵馬堂・額堂とも言われています。
平安神宮の拝観料は?アクセスなど
- 正式名称:平安神宮
- 住所:〒606-8341 京都市左京区岡崎西天王町97
TEL:075-761-0221 - 拝観時間:8:30~17:30
- 拝観料:神苑 大人600円、小人300円
- 交通:地下鉄東西線「東山駅」 下車、徒歩10分
京阪鴨東線「三条駅」又は「神宮丸太町駅」下車、徒歩15分 - 駐車場:併設駐車場なし
編集後記
平安神宮の見どころ、神苑や御朱印、拝観料についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
平安神宮には重要文化財なども多く、見どころがたくさんあります。
特に平安神宮の大鳥居は遠くから見ても間近で見ても、とても立派で圧巻だったのが印象的です。
今回は2月だったので、常緑樹以外には草も花も全く咲いていませんでした(笑)
桜のシーズンや紅葉のシーズンに訪れたらさぞかし素晴らしいんだろうなあ…と思いながら閑散とした苑内を回りましたが、その時期だからこそ人が少なく、ゆっくりと回ることができたんだと思います^^
ぜひ、見どころが満載の平安神宮へ足を運んでみて下さいね♪
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