「天神さん」と呼ばれ親しまれている、北野天満宮(きたのてんまんぐう)へ行ってきました(*´▽`*)
北野天満宮には、学問の神様として知られている菅原道真(すがわらのみちざね)が祀られています。
私が訪れた日は天気が悪く曇り気味でしたが、梅の花はちょうど見頃でたくさん咲いていたのが良かったです。
北野天満宮は境内、もみじ苑、梅苑を合わせるととても広く、どの場所もとても見ごたえがありました(´艸`*)
そこで今回は、北野天満宮の見どころをわかりやすく、御朱印や駐車場、拝観料と一緒にご紹介しますね♪
北野天満宮に駐車場はあるの?無料で併設♪
北野天満宮の境内へ向かうと、まず一の鳥居があります。
一の鳥居は1921年に建立されたもので、堂々とした天満宮の扁額が掛けられていました。高さは約11.4メートルあるそうで、とても大きく立派でした!
こちらは駐車場です。
北野天満宮には無料の駐車場が併設されているので、参拝の際にはこちらの駐車場を利用するといいと思います^^
北野天満宮の見どころをわかりやすくご紹介♪
北野天満宮の境内はとても広く、国宝の本殿や拝殿、多くの文化財を収蔵する宝物殿など、見どころが満載です。
そのため、参拝するのがとても楽しく、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
それでは、そんな北野天満宮の見どころをわかりやすく画像付きでご紹介していきますね♪
ニノ鳥居~三の鳥居~楼門
一の鳥居をくぐってすぐ右手には、影向松(ようごうのまつ)が立っています。
北野天満宮の創建時からあると言われている御神木です。
立冬から立春前日までに初雪が降ると天神さまが降臨し、詩を詠まれるという伝説があるんですよ^^
こちらが二の鳥居です。
左手に見えるのが梅苑です。
梅が綺麗に咲いているのが見えますね(*´▽`*)
右に牛さんが。
左にも牛さんが…!
向こうに三の鳥居が見えてきましたねー。
三の鳥居を過ぎると、今度は楼門(ろうもん)がお出迎えしてくれます。
「文道大祖 風月本主(ぶんどうのたいそ ふうげつのほんしゅ)」と書かれた扁額(へんがく)が掛けれています。
「文道大祖 風月本主」は、菅原道真公を褒め称える言葉なんだそうです。
楼門から三の鳥居の方を見てみました。
一の鳥居をくぐり奥へ進むと、二の鳥居、三の鳥居、楼門と続いていました^^
北野天満宮の古びた立て札を発見しました~。
楼門には、随神(ずいしん)の像(阿型)が置かれています。
こちらも随神の像(吽型)です。
随神とは、貴族の護衛に従事した官人のことです。
楼門をくぐってすぐ右手には、手水舎(ちょうずや)があります。
こちらで手と口をすすいで、奥へ進んで行きましょう♪
宝物殿にはたくさんの文化財が♪
手水舎の奥、北側には、宝物殿があります。
境内図と赤目牛です。
梅と、そのうしろに見えるのが宝物殿です。
宝物殿は1927年に建設され、文化財を収蔵・展示しています。
1月1日、12月1日、毎月25日、4月10日~5月30日、梅や紅葉の季節に開かれるので、その時を狙って参拝に訪れることをおススメします^^
三光門は北野天満宮の七不思議の一つ!
楼門をくぐって左奥には、絵馬所があります。
絵馬所の奥に梅苑の入り口があります。
北野天満宮の梅のについては、下記でご紹介しています♪
北野天満宮の梅苑!見頃はいつ?お茶菓子もいただきました♪三光門(さんこうもん)が見えてきました^^
途中、左に黒いなで牛が。
右手には、まだらのなで牛がいました。
北野天満宮の境内には、このようななで牛が十数体奉納されています。
なで牛は、頭をなでると頭がよくなり、体の悪い所をなでた後になで牛の同じ場所をなでると、悪い所が治ると言われています。
なで牛は菅原道真の使いだとされていますが、これは道真が丑年だとか、亡くなったのが丑の月の丑の日だとか、道真の墓所の位置を牛が決めた、などと言われているそうです。
なで牛はたくさんの人になでられて、ツルツルしていました~^^
三光門の前まで来ました。
三光門は重要文化財に指定されています。とても立派で、細かい細工がそれはもう見事でした!
三光門には、一般的には日・月・星が彫刻されますが、こちらの三光門には太陽と月のみで星がありません。
そのため、星欠けの三光門と言われ、北野天満宮の七不思議に数えられています。
三光門は、1607年に豊臣秀頼(とよとみ ひでより)によって造営されました。
上部には、唐獅子の蟇股(かえるまた)があります。
色彩も華やかで、きれいな蟇股ですね^^
国宝の本殿・拝殿はとても立派でした!
こちらが、国宝の拝殿です。
拝殿の前には飛梅(とびうめ)が鮮やかに咲いていて、満開に近く、きれいでした(*´▽`*)
石灯篭がありました。
拝殿をアップで撮ってみました^^
西側から見た拝殿です。
左側にあるのが学問の神様・菅原道真を祀っている国宝・本殿で、右側が拝殿です。
本殿と拝殿は石の間で繋がっていて、拝殿の左右には楽の間があります。
本殿は何度も火災にあいましたが、そのたびに修繕され、現在の本殿は1607年に豊臣秀頼が造営したものです。
中に進むと、本殿はさすが国宝という雰囲気で立派でした。
摂社・末社です。
北野天満宮の境内には、合計51もの摂社・末社があるんですよ。
絵馬がたくさんありました!
こちらが絵馬掛け所です。
びっくりするぐらいたくさんの絵馬が…!
さすが学問の神様ですねー(´艸`*)
私もちょうど長女の高校入試の前日だったので、学問の神様の菅原道真公に一生懸命お願いしておきました(笑)
一願成就のお牛さんです。
こちらは地主社です。
地主社は北野天満宮が造営される前から祀られ、境内では最古の社だと言われています。
向こうに見えるのが北門です。
こちらが社務所です。
菅原道真の漢詩碑がありました。
大黒天の燈籠!大黒様の口に小石を…?
大黒天(だいこくてん)の燈籠(とうろう)です。
宝物殿方面へ戻る途中、三光門の少し東南に大黒様の像が刻まれた石灯篭があります。
この大黒様の口に小石をのせて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らないといわれています。
タイミングよく誰かが載せた小石が載っていました!
口が浅いので載せるのはなかなか難しいようで、私もチャレンジしましたが無理でしたw
北野天満宮へ参拝に行く際には、ぜひチャレンジしてみて下さいね^^
北野天満宮で御朱印を頂ける場所は?こちら!
宝物殿まで戻って来ました。
普段、御朱印は社務所で頂くのですが、この時期は、宝物殿の前の御朱印受付で北野天満宮の御朱印を頂くことができます。
御朱印の種類が書かれていましたよ^^
この時は刀剣の特別な御朱印があり、種類がたくさんありました。
こんなにたくさんあるんですね~。
今回、私が頂いたのは、こちらの御朱印です。御朱印は2つ購入しました。
なんだか可愛らしい御朱印です(*^^*)
そして、もうひとつがこちら。
人もたくさん並んでいて、いただくのに時間がかかりました(;´∀`)
最後に、こちらが宝物殿の隣にある神楽殿です。
北野天満宮の歴史と豆知識
北野天満宮は、平安時代の947年、多治比文子(たじひのあやこ)・神良種(みわのよしたね)・最珍(さいちん)らが神殿を造営し、菅原道真を祀ったのが起源だとされています。
菅原道真は秀でた学才によって天皇のもとで重用されました。しかし、無実の罪で九州の太宰へ左遷されてしまいます。道真の死後、京には地震や火事などの天災が相次いで起こり、それが道真の祟りだとされました。
その霊をなぐさめる祠を祀ったのが、北野天満宮の起源である。と、北野天神縁起絵巻(国宝)には伝えられています。
本殿のうしろにある後門や三光門の両側から伸びる廻廊などは、重要文化財に指定されています。
北野天満宮の拝観料は?アクセスなど
- 正式名称:北野天満宮
- 住所:〒602-8386 京都市上京区馬喰町
TEL:075-461-0005 - 拝観時間:楼門の開閉時間 4月~9月 5:00~18:00、10月~3月 5:30分~17:30分
社務所・授与所受付時間 9:00~17:00 境内の拝観は自由。
*もみじ苑ライトアップ期間中は9:00~20:00 - 拝観料:宝物殿 一般500円/中・高校生300円/こども250円
- 交通:JR京都駅より市バス50・101系統
JR・地下鉄二条駅より市バス55系統 - 駐車場:無料の併設駐車場あり
編集後記
北野天満宮の見どころをわかりやすく、御朱印や駐車場、拝観料と一緒にご紹介しましたが、いかがでしたか?
見どころがたくさんある北野天満宮は、梅苑のほか境内の中にも梅の木がたくさんあり、とても綺麗でした。
国宝の本殿や拝殿、宝物殿などはもちろん、なで牛や大黒天の燈籠も楽しみに訪れてくださいね(*‘∀‘)
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