宝泉院の紅葉!見頃はいつ?御朱印も頂きました!

宝泉院の紅葉-01

山あいの自然豊かな大原にある宝泉院(ほうせんいん)は、観光地としても有名な三千院の参道奥にあり、紅葉スポットとしても人気の寺院です。

「そうだ、京都行こう」というJR東海のCMでも使用された額縁庭園が有名で、当時、その景色にとても心惹かれたのを覚えています。

それ以来、紅葉の季節に訪れてみたい!とずっと思っていた寺院が、宝泉院でした。

そんな宝泉院の紅葉を楽しむべく、今回ようやく足を運ぶことができたので、宝泉院の紅葉の見頃、御朱印と拝観料についてご紹介したいと思います♪

宝泉院の紅葉!見頃はいつがいい?

宝泉院の紅葉の見頃は、例年11月中旬~11月下旬となってます。
今回、宝泉院の写真を撮影したのは11月28日です。

感想としては、鶴亀の庭は早めに紅葉の見頃をむかえますので、今回は残念ながら見頃をすぎた印象で、落葉が始まっていました。
しかし、額縁庭園は鶴亀の庭より少し遅めで、今回はとてもキレイな紅葉でしたよ( *´艸`)

2017年の紅葉はこんな感じだったのかと、ぜひ見頃の参考にしてくださいね♪

宝泉院へ向かうまでの紅葉もキレイでした♪

それでは、宝泉院の拝観へ向いましょう♪

1宝泉院へ向かう道

道沿いに立ち並ぶ紅葉は、まだまだ綺麗でした!

2紅葉

癒しの風景ですね~( *´艸`)

3紅葉

宝泉院の門に辿り着きました。

4宝泉院の門

決して大きな門ではありませんが、歴史を感じさせる門ですね~。

5宝泉院の門

くぐってみると、右には宝泉院へ続く道があり、左へ行くと宝楽園という庭園へ行く事ができます。そして、正面に見える大きな木は五葉松(ごようまつ)です。

6門をくぐった

五葉松、存在感たっぷりですね~。

7宝泉院の五葉松

こちらの五葉松は樹齢700年で、京都市天然記念物にも指定されています。

それでは、宝泉院の方へ進んで行きましょう♪

8宝泉院へ

玄関前には池があり、鯉が泳いでいました。

9玄関前の池

点々と散らばっている紅葉が、いい味を出していますね^^

9玄関前の池アップ

こちらの池の水は、宝泉院の庭園とつながっていました。

玄関前の紅葉です。

10玄関前の紅葉

こちらが宝泉院の玄関です。なんだか、民家のような佇まいですね(´▽`)

11宝泉院の玄関

ここから、中へ入っていきましょう♪

宝泉院で御朱印を頂ける場所は?こちら!

玄関から上がると、廊下が続いています。

宝泉院の御朱印は、玄関から上がった廊下の右側で頂くことができます。

12玄関から上がったところ

最初に御朱印帳を預けて、拝観やお茶を楽しんでいる間に書いて頂くと良いと思います。

宝泉院で頂いた御朱印がこちらです。

宝泉院の御朱印

歓喜光(かんきこう)と書かれています。
歓喜光とは、阿弥陀如来が発する十二光のうちの一つで、怒りを除き喜びを与える光の事なんだそうですよ^^

囲炉裏の前から眺める紅葉♪

天井に何かある!と思ったら、籠が吊るされていました。

13かごアップ

玄関から入ってすぐ右のお部屋には、囲炉裏がありました~(´▽`)

14囲炉裏のある部屋

囲炉裏の前に座ってお庭を眺めるなんて、とても落ち着く贅沢な時間ですね。

15庭を眺める

囲炉裏に風情ある庭園、、、なかなか見られない光景に、テンションが上がってしまいました( *´艸`)

もっと近くでお庭を眺めてみましょう。

16庭

もう落葉が始まっていて散り紅葉でしたが、見頃であればかなり綺麗だったと思います。

17庭の紅葉

小さな橋の上にも赤や黄色の可愛らしい葉が散っていて、なかなか趣きのある眺めでした。

18橋

こちらの庭園、のちほどご紹介する額縁庭園のように目立ちませんが、水が流れていて綺麗でしたよ^^

散り紅葉の鶴亀庭園

玄関の左側にあるのが鶴亀庭園で、江戸時代中期に作られました。

19宝泉院の鶴亀庭園

池の形が鶴、築山が亀、山茶花の古木が蓬莱山を表しているそうです。

ここから、玄関前の池とつながっています。

20外の池とつながる川

鶴亀庭園の紅葉は、もうすでに見頃を過ぎた感じでした。

21鶴亀庭園

22宝泉院の鶴亀庭園の紅葉

こちらが宝泉院の建物で、さきほどご紹介した鶴亀庭園の中央あたりから撮影しました^^

23_1宝泉院

紅葉は終わり頃でしたが、鶴亀庭園は緑が多かったです。

23_2鶴亀庭園

紅葉が見頃の額縁庭園が美しい!

それでは、宝泉院の見どころの一つ、額縁庭園を見に行きましょう(´▽`)

こちらがその額縁庭園で、まさに額に閉じ込めたような美しい景色でした!

24_1宝泉院の額縁庭園

額縁庭園という名前がついているのも、納得ではないでしょうか。

庭園には五葉松が堂々と立っていました。そういえばこの五葉松、近江富士を模ったそうですよ^^

24_2庭園の五葉松

こちらには、竹林が広がっています。

25宝泉院の額縁庭園

う~ん、、、どこから見ても美しい!

25宝泉院の額縁庭園2

26額縁庭園

とても贅沢で素敵な空間ですね(*´▽`*)

27額縁庭園の左角

こちらの額縁庭園で、お茶とお菓子を頂きました。

28お茶とお菓子

お茶とお菓子は、拝観料に含まれているんですよ。

お茶を飲みながらこの美しい庭園を眺めていると、とても和んでしまい、ここから動きたくなくなってしまいます(笑)

28お茶を飲みながらの景色

実際、こちらの庭園は「立ち去りがたい」という意味で盤桓園(ばんかんえん)と呼ばれているそうですよ(´▽`)

血天井は伏見城の遺構!

宝泉院の廊下には、血天井があります。

関ケ原合戦前、徳川の忠臣ら数百名が豊臣軍と戦い、伏見城で自刃しました。その武将たちの供養のため、自刃した場所の床板を天井にしたのが、こちらの血天井なんだそうです。

29血天井

足の裏の跡が見えるの、分かりますか?

矢印の先端が小指のあたりを差しています。色々なお寺に供養のために血天井がありますが、こちらはわりと足の裏がハッキリしていますね、、、、

30血天井アップ

額縁庭園が見えるお部屋の内部には、お仏壇がありました。

31お仏壇

お仏壇のお隣です。

32宝泉院の内部

五葉松を先ほどとは別の角度から見てみました。

33五葉松を別角度から

額縁庭園を横から見た眺めです。

34額縁庭園を横から

そして、こちらの竹筒は水琴窟(すいきんくつ)といって、日本庭園の装飾の一つです。
手水鉢近くの地中の空洞内に水滴を落下させ、その際の反響音を楽しむものなんですよ♪

35音のする竹筒

こちらの水琴窟は理智不二(りちふに)と呼ばれ、二連式になっているのは珍しいんだそうです。目をつむって、ぜひ癒しの音に耳を傾けてみてくださいね(*´▽`*)

宝楽園でも散り紅葉

宝泉院内部の拝観が終わったので、外へ出て、次に宝楽園(ほうらくえん)へ向います^^

40宝楽園へ

こちらの道を通って、宝楽園へ降りて行きます。

41宝楽園へ降りる道

結構先まで続いていますね。

42宝楽園へ降りる道2

落葉した紅葉が、道を彩ってくれています。

43宝楽園へ降りる道3

宝楽園に辿り着きました~^^
こちらは2005年に完成した枯山水庭園で、作庭家の園冶(えんや)が造園しました。

44宝楽園1

なんでも、山形県や長野県などから、約300トンの石を運んできたそうですよ( ゚Д゚)

宝楽園の石組は仏伸の世界を表しています。

44宝楽園2

渡れませんが、橋もありましたよ。

45宝楽園の橋(渡れない)

面白い石組の手水鉢を発見しました^^

46宝楽園

そして、宝楽園の社の屋根には、落葉した葉がたくさん!

47宝楽園の社の屋根の紅葉

紅葉の屋根なんて、今の時期にしか見られない貴重な景色でした♪

これで、宝泉院の拝観はおしまいです^^

宝泉院の歴史と豆知識

宝泉院は勝林院の僧坊のひとつで、1012年に創建されましたが、開基者や創健者については現在も分かっていません。

天台宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。

伏見城遺構の血天井や樹齢700年の五葉松、額縁庭園が見どころです。

宝泉院の拝観料は?アクセスなど

宝泉院:詳細データ
  • 正式名称:宝泉院
  • 住所:京都市左京区大原勝林院町187番地
    TEL:075-744-2409
  • 拝観時間:9:00~17:00(受付終了は16:30)
  • 拝観料:大人800円、中・高校生700円、小学生600円(茶菓付)
  • 交通:JR京都駅「京都駅前」停留所から約65分、「大原」停留所下車
  • 駐車場:併設駐車場なし

編集後記

宝泉院の紅葉の見頃、御朱印と拝観料についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

宝泉院は京都の市街地からも離れ、決して大きな寺院ではないですが、静かにゆったりと拝観できるステキな場所です。

今回、こうして紅葉の季節に訪れることができて良かったな~と、今改めて思っています。もちろん、他の季節もステキだと思いますが^^

大自然に囲まれた宝泉院で、ぜひゆったりとした時間を過ごしてみてください♪

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