今回は、隠れた桜の名所、立本寺(りゅうほんじ)へ行ってきました^^
桜が圧巻の美しさで、それはもう見事な景色が続いていましたが、人はまばらでゆっくりと桜を楽しむことができました。
立本寺へは初めて足を運んだのですが、なぜ今まで行かなかったのだろう…と思うほど、桜が綺麗に咲いていました。
そんな立本寺の桜の見頃、御朱印と駐車場、拝観料について、ご紹介したいと思います♪
立本寺の桜!見頃はいつがいい?
今回、立本寺を訪れたのは、2018年の3/28です。
立本寺のソメイヨシノは満開で見頃を迎えていました。
淡いピンクの花に囲まれて、普段よりも華やかな姿を見せてくれています。
本堂前にはたくさんの桜が花を咲かせ、それは見事な景色でした。
寺務所前のしだれ桜は、まだ蕾も目立ち、もう少し…7分咲といった感じでしょうか。
ぜひ参考にしてくださいね^^
それでは、こんなに素晴らしい景色が堪能できる、立本寺散策をお楽しみください♪
立本寺は正門にも綺麗な桜♪
こちらが、立本寺正門です。正門前に咲いている桜が綺麗ですね~^^
正門には、立本寺の正式名称である「本山 立本寺」と書かれていました。
正門と松、そこにチラッと写る桜が可愛らしいですね。
正門前の桜を見上げてみると、満開で素晴らしい眺めです。
正門、なかなか立派ですね。内側から見ても、向こう側に咲いている桜が綺麗なのが伝わると思います。
それでは、参道を進んで行きましょう♪
参道から本堂までの桜が美しい!
こちらから見ても、桜がとても綺麗なのが伝わってくる参道ですね~!
本当に見事で、まるで桜のトンネルのようでした(´艸`*)
立本寺の建物と青い空に、桜の花がよく映えますね。
こちらは妙見堂(みょうけんどう)です。
妙見堂の扁額です。
枝が低い位置で横張りになっているので、低い位置で咲いている桜を写真におさめると、面白い写真が撮れました^^
だいたい胸のあたりの高さの枝です。まるで枝が通せんぼしているようでしたよ。こんな桜、初めてです!
こちらは刹堂(せつどう)です。
刹堂の正面も桜が満開でした。
刹堂は鬼子母神堂(きしもじんどう)とも呼ばれ、鬼子母神(きしもじん)と十羅刹女(じゅうらせつにょ)が祀られています。
仏教の守護神。鬼子母神はもともと鬼子母という鬼の女でした。民衆の子をさらっては自分の子供に食べさせていたので、その悪行を見かねたお釈迦様が、鬼子母の子供を一人、わざと隠してしまいます。
泣き叫びながら子供を探す鬼子母に、お釈迦様は言います。「1人の子供がいなくなっただけでその悲しさなら、人間のお母さんの悲しみはあなたよりももっと深い」と。
鬼子母はその言葉に自らを悔い改め、神様となって子供や母親を守る存在となったのです。
桜の向こうに、刹堂と書かれた扁額が見えるでしょうか。
どこを見ても桜が満開で、ずっと眺めていたくなります(´艸`*)
参道を振り返ってみても、やっぱり素敵な眺めでした♪
本堂前の桜は圧巻です!
立本寺の本堂が見えてきました。
本堂にはご本尊の十界曼荼羅(じっかいまんだら)が祀られています。
本堂のまわりには、それはもうたくさんの桜の花が咲いていて、あたり一面が淡いピンク色でした。
こちらでも、桜が通せんぼ(笑)
下からも枝が張っていて、なかなか見ることができないとても素敵な景色でした(*‘∀‘)
桜がぎっしり。ボリュームたっぷりです!
うっとりするような桜ですね( *´艸`)
ソメイヨシノの向こうに見えるのが本堂で、しだれ桜も見事に咲いています。
本堂の扁額には、立本寺と書かれていました。
こちらの扁額は、本阿弥光悦(ほんあみ こうえつ)の筆と伝わっています。
本堂前には、蓮の鉢が並んでいました。
立本寺は蓮も綺麗で、7月~8月の夏に見頃を迎えるようです。
池がないので、こうして鉢に植えられているそうですよ。
桃色のしだれ桜も咲いていましたよ^^
こちらは、立本寺の本堂の側面です。
桜に囲まれた本堂は華やかで素敵ですが、こうしてこちらから見ると本堂の厳かな雰囲気が際立ちますね。
こちらは、本堂と方丈を結ぶ渡り廊下です。
立派な本堂と渡り廊下ですね~。
さきほどの側面の反対側からも見てみました。
本堂と桜、、、お互いがお互いをより素敵なものにしている感じが好きです。
こちらの桜も満開で綺麗ですね(´艸`*)
祖師堂(そしどう)は残念ながら改修中でしたが、桜は華やかに咲いていました。
立本寺で御朱印を頂ける場所は?こちら!
立本寺の方丈(ほうじょう)玄関前にやって来ました。
玄関前の松の木と桜のコラボが素敵です。
松の向こうに見えるのが、方丈(寺務所)です。
寺務所の前にも、しだれ桜が綺麗に花を咲かせていました(*´▽`*)
桜と松の向こうに、方丈の屋根が見えますね。
方丈の正面です。
方丈の中へ入ってみましょう♪
方丈が寺務所となっていて、こちらで人を呼ぶと御朱印を頂くことができます。
参拝したいことを伝え、御朱印を先にお願いしておき、帰りに頂いて帰りました。
今回頂いた御朱印には、「冑の祖師」と書かれていました。
本堂に安置されている(もともとは祖師堂に安置されていた)祖師像(日蓮像)が、「冑(かぶと)の御影」と呼ばれていたそうです。
立本寺に駐車場はあるの?
立本寺には駐車場が併設されていません。
そのため、今回はすぐ前にある立本寺前コインパーキングを利用しました。
立本寺の歴史と豆知識
1321年、日像(にちぞう)が京都最初の道場として開いた妙顕寺龍華院が始まりとされています。
創建当時は現在の四条大宮あたりにありましたが、豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)の命で移転します。その後、江戸期に焼失し、現在の地に移転しました。
庭園は1850年頃に造営されたもので、京都の指定名勝になっています。
立本寺には、明治の初め頃までは20もの塔頭があったそうですが、現在は4つの塔頭を残すのみとなっています。
毎月8日の14時には、鬼子母尊神祭が行われています。
立本寺の拝観料は?アクセスなど
- 正式名称:本山・立本寺
- 住所:〒602-8345 京都府京都市上京区七本松通仁和寺街道上る一番町107
TEL:075-461-6516 - 拝観時間:9:00~16:30
- 拝観料:境内拝観 無料、庭園拝観 600円(要予約・茶菓付き)
- 交通:京福電鉄(嵐電)北野線「北野白梅町」駅下車 東へ徒歩約15分
- 駐車場:併設駐車場なし
編集後記
立本寺の桜の見頃、御朱印と駐車場、拝観料についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
立本寺の正門から参道、本堂前までの桜は本当に綺麗でした。
街なかにある寺院なので、どうしてもビルや民家が写り込んでしまったのが、非常に残念でしたが、、、(;´Д`)
シーズン中の平日はかなり空いています。お散歩している人、写真を撮っている人や絵を描いている人が数人、という穴場スポットです。
本堂と方丈はなかなか大きな建物だなーという印象を受けました。
また、石田三成(いしだ みつなり)の家臣であった島左近(しま さこん)のお墓があるようですが、訪れた時は知らず、写真は撮れていません、、、(;´∀`)
次に訪れる時には、そのあたりもちゃんと写真に収めて来ようと思います。
みなさんも、ぜひ立本寺まで足を運んでみてください♪
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