修学旅行で訪れる人も多く、京都の中でも超がつくほど有名な観光スポット、金閣寺。
世界遺産にも登録されていて、金箔でおおわれたその姿は、いつ見てもうっとりしてしまうほどです(*´▽`*)
私は中学生の頃に修学旅行で初めて金閣寺を見て、こんな綺麗な建物があったんだ!と衝撃を受けたのを覚えています。
そこで今回は、金閣寺の見どころ、金閣寺の御朱印についてご紹介したいと思います♪
黒門~総門:いざ金閣へ♪
金閣寺前のバス停でバスから降りると、まず最初に黒門を通ります。
金閣寺には併設されている有料駐車場があり、そちらに車を停めると黒門を通らない人もいるかもしれませんが、せっかくなのでぜひ通ってみて下さいね^^
ここをまっすぐ行って、総門へ向いましょう。
脇の樹木は、苔でおおわれていました~。
案内図を見てみると、有名な金閣は奥にあるんですね。
総門が見えてきましたよ。
総門の屋根の上の飾りが、可愛かったです(´艸`*)
早速、この総門をくぐって中に入りましょう♪
金閣:金に輝く舎利殿!
門をくぐってすぐの所に鐘楼があります。
その鐘楼の反対側には庫裡(くり)がありましたよ~。
こちらで受付をしましょう。
唐門がありますが、ここから中に入るわけではありません。
参拝料は、大人(高校生以上)400円、小・中学生 300円です。
金閣寺の参拝券はよくあるチケットではなく、お札です。お札が参拝券って、なんだか特別感があっていいですよね^^
入る時は、こちらの参拝門から通ります。
では、早速、奥に進んでいきましょう♪
お天気も良く、歩いているだけで気持ちがいいです(*´▽`*)
そろそろ舎利殿・金閣が見えてくる頃でしょうか。
ちょっとワクワクして、急ぎ足で行きたい気持ちが出てきますね(笑)
そして、ついに到着しました!金閣です!
おお~やはり美しいですね・・・義満は凄いものを作りましたね(笑)
金閣寺の見どころといえば、やっぱりこの金閣は欠かせませんね( *´艸`)
私は、この青空と金閣と鏡湖池(きょうこち)っていう景色がすごく好きです。
鏡湖池に映る逆さ金閣もまた素敵ですよね~(*´▽`*)
中学の授業で修学旅行の思い出を川柳にしましょうと言われたとき、私は真っ先にこの景色を思い出し、川柳にした事を思い出しました。
この鏡湖池を中心とする庭園は、国の特別史跡・特別名勝にも指定されています。
こちらは行き止まりになっていますね。
金閣は、第一層が寝殿造り(貴族の住まい)になっています。
修学旅行で来た時には全然気づきませんでしたが…よ~く見ると、何か見えますね。
アップにしてみると、、、
左には足利義満(あしかが よしみつ)像、右には宝冠をかぶった釈迦如来坐像が安置されていました!
第二層が武家造り、第三層は仏殿造りになっています。
こちらは、第三層のアップです。
この造りは、武家は貴族よりも上であることを示唆しているそうです。義満は武家であり、貴族よりも上なんだよ、という感じだと思います。
金閣の屋根の上には、鳳凰(ほうおう)が見えます。綺麗な金ですね。
鳳凰は中国の伝説上の鳥で、良いことが起こる前兆として崇められているんですよ。
現在の鳳凰は、三代目だったりします。
以前の鳳凰は境内に保管されているそうです。一度、見てみたいものですね~。
しかしこの鳳凰君、目つきがなんだか面白い・・・(笑)
金閣は別の角度から見ても、やっぱりいい眺め。
後ろ側から見た第三層のアップ写真です。
金閣を後ろから見ると近いので、綺麗さがよく分かりますね。
道なりに進んでいくと、金閣の西側も間近で見ることができます。
離れるのが名残惜しくなりますね(ノД`)
境内散策:方丈~不動堂
金閣寺の方丈には、相阿弥(そうあみ)作だと言われている枯山水の庭があります。
方丈は入母屋造り(いりもやづくり)で、現代でもよく見かける桟瓦葺(さんかわらぶき)の屋根が使われているんだそうですよ。
方丈の北側には、陸舟(りくしゅう)の松が植えられています。
これは足利義満が盆栽を手植えしたとされる松で、京都三大松のひとつになっています。
立て札には、樹齢約600年と書かれていましたよ^^
歴史ものですね~
方丈・金閣を過ぎて進んでいくと、売店があります。
その売店の奥には社が見えました。
そして、義満がお茶の水に使ったと言われているのが、この銀河泉(ぎんがせん)の水なんです。
銀河泉のすぐ先にある厳下水(がんかすい)は、義満が手洗い用に使っていたと伝えられています。
金閣寺垣(きんかくじがき)は、丈の低い竹垣です。
龍門(りゅうもん)の滝です。
鯉が滝を登りきると龍になるという中国の故事「登竜門(とうりゅうもん)」にちなんで、鯉魚石(りぎょせき)が置かれています。
中央に置かれた石、跳ね上がろうとする鯉の姿に見えますか^^?
滝からさらに先へ進むと、今度は大きな池が見えてきます。
この池は安民沢といい、日照り続きでも涸れないことから、雨乞いの場にもされていたんだとか。
この安民沢に浮かぶ島に、石が積み重なっている白蛇(はくじゃ)の塚があります。
積まれた石は、それぞれ、地・水・火・風・空を表しているんだそうですよ。
山道をのぼっていくと、茶道家・金森宗和(かなもり そうわ)が造った数寄屋造りの茶室・夕佳亭(せっかてい)があります。
床柱には南天の木が使われていて、これは茶席としては珍しいことのようです。
少し読みづらいですが、、、立て札にもそのような事が書かれています。
夕佳亭の横にも売店がありましたよ^^
お休み処です。
この絵に描いたようなお寺らしいお休み処って、ちょっと特別な雰囲気があって好きです。
疲れた方は、こちらでひと休みして行ってくださいね(*‘∀‘)
不動堂には、本尊の石不動明王が祀られています。
これで、金閣寺の境内をぐるっと回り終えましたね♪
金閣寺で御朱印はもらえるの?
金閣寺では御朱印を頂く事ができます。
こちらが朱印所です。
金閣寺の御朱印は「舎利殿」「石不動尊」「北山殿」と3つあるんですよ^^
今回頂いたのは「舎利殿」の御朱印です。
こちら、最後の門です。
やはり金閣寺は圧巻の綺麗さでした!
おまけ。
左大文字山です。大の文字、分かりますか?^^
金閣寺の歴史と豆知識
金閣寺は、1394年、足利義満が山荘・北山殿(きたやまどの)を築いたのが始まりだとされています。
義満の死後、遺言通りにこの場所を禅寺とし、義満の法号鹿苑院殿から「鹿苑寺(ろくおんじ)」と名付けられました。
一般的には金閣寺と呼ばれていますが、正式名称は鹿苑寺と言うんですね。
金閣寺の金閣は、銀閣寺の銀閣、西本願寺の飛雲閣と並んで京の三閣と言われているので、ぜひ覚えておいてくださいね^^
金閣寺の拝観料は?駐車場はあるの?
- 正式名称:鹿苑寺
- 住所:〒603-8361 京都市北区金閣寺町1
TEL:075-461-0013 - 拝観時間:9:00~17:00
- 拝観料:大人(高校生以上)400円、小・中学生 300円
- 交通:市バス「金閣寺道」下車 徒歩3分、金閣寺前下車 徒歩1分
- 駐車場:有料駐車場あり(150台、有料 最初の60分以内300円、以後の30分増毎150円(駐車場は8:40~17:10))
金閣寺の駐車場については、こちらにまとめました!

編集後記
金閣寺の見どころ、金閣寺の御朱印についてご紹介しました^^
今回、平日に行ったにもかかわらず、もの凄い人でした。修学旅行の学生さんや海外からの旅行者が多かったですね。私は主に平日に寺社に参拝していますが、京都のお寺中で一番?とも言える人の多さでした。清水寺もなかなかですが・・・(笑)
参拝される場合は、平日の午前中がまだ空いていて良いと思います。
京都を代表する観光スポット・金閣寺は、いつ訪れても四季折々の景色が楽しめます♪
今回はご紹介できなかった、その季節ならではの様々な金閣寺を見たい!という方は、ぜひ実際に足を運んでみて下さいね(*´▽`*)
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