前回、伽藍エリアについてご紹介した醍醐寺ですが、醍醐寺には三宝院や霊宝館とまだまだ見どころがたくさんあります。
伽藍エリアはこちらをご覧ください♪
醍醐寺の見どころ(伽藍エリア)!御朱印と安い駐車場は?
三宝院には豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)が設計したという庭園があり、私にとっては醍醐寺の中でも特に興味がある場所の一つでした^^
今回は、そんな醍醐寺三宝院の庭園と御朱印についてまとめてみました♪
醍醐寺の三宝院で御朱印はもらえるの?
こちらが、三宝院の門です。
寺院の門って、どうしてこんなに立派なんですかね~。
思わず見上げて、まじまじと見てしまいます。
向って左側にある入口から、早速、中へ入ってみましょう♪
門を後ろから見た景色です。
門をくぐってすぐの所には、売店がありましたよ^^
ここは、帰りに立ち寄ってみましょう。
すぐそばに、松の木が立っていました。立派な松ですね~。
松と桜の木が並んでいます。
この桜の木、春には綺麗な花を咲かせるんでしょうね(*´▽`*)
想像すると、春にも来なきゃ!と思わずにはいられません(;´∀`)
桜もかなり立派な佇まいです。
奥に進むと、三宝院の立て札を発見しました。
三宝院の入口へ進んで行きましょう!
こちらが入口、大玄関です。
三宝院の御朱印は、大玄関入ってすぐでもらえます。
私も御朱印、頂きましたよ^^
頂いた御朱印には「慈氏殿」と書いてあります。「慈氏(じし)」とは弥勒菩薩(みろくぼさつ)のことなんだそうですよ。
三宝院の庭園!秀吉が設計した名勝
三宝院の中を進むと、楽しみにしていた庭園がありました~( *´艸`)
左側にある島は、亀の甲羅のように見えることから、亀島と呼ばれています。
亀島は樹齢600年以上といわれる立派な五葉松に覆われていて、亀の「静寂」を表しているんだそうですよ^^
亀島の右隣にあるのが、鶴島です。
こちらは、今にも飛び立とうとしている鶴の「躍動感」を表しているそうです。
綺麗に整えられた庭園、本当に癒しです。落ち着きますね(*´▽`*)
庭園の奥には、滝が見えました。
三段の滝です。
庭園の池には鯉もいました。気持ちよさそうに泳いでます。
三宝院の庭園は、秀吉が設計したということで、規模が大きい印象を受けました。
そして、なんだか豪華に感じますね~。
こじんまりとしていたり、わびさびのある庭園とは違って、また違う良さがありましたよ(*´▽`*)
この庭園は、国の特別史跡および特別名勝にも指定されています。
そしてこちら、写真の右側に、石が3つ並んでいるのが分かりますか?
この石は賀茂の三石と呼ばれ、表書院からみて左の石は賀茂川の「流れの速いさま」、真ん中の石は「川の淀んだ状態」、右の石は「川の水が割れて砕け散る様子」を表しているんだそうです。
知らなければあまり気にも留めないような石にも、ちゃんとした意味があるんですね^^
唐門!金箔の紋が印象的
庭園の横には、国宝にも指定されている唐門があります。
黒の漆塗りの門に、十六菊花紋と五七桐の紋に施された金箔がとっても綺麗ですね( *´艸`)
この唐門、2010年に修復されたとあって、創建時の輝きを取り戻しています。
この十六菊花紋は天皇家のシンボル、五七桐の紋は豊臣家の家紋なんですよ。
そう思って見ると、ますます輝いているように見えませんか?(笑)
そして、お時間のある方は、こちらの雨月茶屋へ立ち寄ってみて下さい。
旬の京野菜を使った醐山料理を堪能することができます^^
霊宝館!7万5千点以上の国宝や重文
三宝院を出てまっすぐ進むと、左手に霊宝館への門が見えてきます。
こちらが霊宝館です。
霊宝館では、古い文献や仏像、五重塔の当時の古い釘などが見られました。
7万5千点以上の国宝や重文、全部で10万点以上の文化財が収蔵されていて、春と秋には特別展が行われます。
横にはカフェがありました^^
疲れた時には、ちょっと休憩するのもいいですね♪
三宝院の歴史と豆知識
三宝院は1115年、勝覚(しょうかく)僧正によって創建されました。
その後、応仁の乱で焼けてしまいますが、1598年に秀吉によって再建されます。
今回は内部が撮影禁止だったため写真がありませんが、表書院は国宝、表書院の襖絵と勅使乃間は重要文化財になっています。
残念ながら、現在は非公開になっている場所もありますが、見応えたっぷりの場所です^^
三宝院の拝観料は?アクセスなど
- 住所:〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22
TEL:075-571-0002 - 拝観時間:3月1日から12月第1日曜日までの期間 9:00~17:00
12月第1日曜日の翌日から2月末日までの期間 9:00~16:30 - 拝観料:通常期【三宝院・霊宝館・伽藍】大人800円、中・高校生600円、小学生以下は無料
春期・秋期 大人1500円、中・高校生1000円、小学生以下は無料 - 交通:地下鉄醍醐駅から徒歩約10分
編集後記
醍醐寺三宝院の庭園と御朱印についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
伽藍エリアも見どころがいっぱいですが、規模が大きく見ていて楽しい三宝院の庭園もおススメです。
春の桜、秋の紅葉もまた見事なので、ぜひ足を運んでみて下さいね(*´▽`*)
コメントを残す