妙満寺♪雪の庭と仏舎利塔!御朱印も頂きました♪

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今回訪れたのは、「そうだ京都行こう」で桜の見頃ページに出ている寺社の1つ、妙満寺(みょうまんじ)です。

そんなに広い境内ではありませんが、雪の庭や仏舎利塔など見どころがたくさんあり、桜がとても綺麗で、散策するのが楽しい寺院でした。

今回は、そんな妙満寺の御朱印、雪の庭、拝観料と駐車場についてご紹介したいと思います♪

とても綺麗だった桜については、こちら↓の記事でご紹介しています^^

妙満寺の桜を写真でご紹介♪見頃はいつ?

妙満寺の梵鐘には安珍・清姫の伝説が!

妙満寺にやって来ました(*‘∀‘)奥に見えるのが、妙満寺の山門です。

1妙満寺山門

山門の前には池がありました。

2山門前の池

それでは、山門をくぐって中へ入ってみましょう♪

3山門をくぐったところ

山門をくぐると、右手には参道が続いていて、休憩所などがあります。

4山門をくぐって右側

山門を内側から見た景色です。

5山門を内側から

山門をくぐってすぐ右手には、水屋の手水があります。

6水屋の手水

山門をくぐって左手にあるのが、妙満寺の鐘楼です。

7妙満寺の鐘楼

鐘といえば、妙満寺には安珍(あんちん)・清姫(きよひめ)の鐘といって、和歌山県の道成寺(どうじょうじ)にあったとされる安珍・清姫伝説ゆかりの梵鐘(ぼんしょう)があるんですよ。

その鐘については、またのちほどご紹介しますね^^

妙満寺で御朱印を頂ける場所は?こちら!

山門から参道をまっすぐ進むと、右手に妙満寺の本坊があります。

8妙満寺本坊

こちらが本坊の玄関になっています。

9本坊玄関

本坊と隣接しているのが、妙満寺の方丈(寺務所)です。

10妙満寺の方丈(寺務所)

寺務所を入ってすぐの所で、妙満寺の御朱印を頂くことができます。

こちらは内部拝観の受付にもなっているのですが、受付のお坊さんの感じがとても良く、笑顔&丁寧な説明でした。なかなか笑顔でって少ないんですよね。

そしてこちらが、今回頂いた御朱印です。

妙満寺

最初に御朱印帳を預けておいて、帰りに受け取りました^^

ブッダガヤ大塔を模した妙満寺の仏舎利塔!

こちらは、方丈前の写真です。

11方丈前

手前にあるのが、天正時代に架けられた五条大橋の橋脚です。
奥に見えるのが、能阿弥(のうあみ)が定めた京都七名水のひとつ、中川の井です。

参道を挟んで反対側には、仏舎利塔(ぶっしゃりとう)がそびえ立っていました。

12妙満寺の仏舎利塔

仏舎利塔は、1973年、インド・ブッダガヤ大塔をかたどって建立されました。

13仏舎利塔

この塔の最上階には仏舎利が安置されています。

仏舎利塔の内部です。

14仏舎利塔の内部

壁にはたくさんのお釈迦様の仏像が^^

15仏舎利塔の仏様1

16仏舎利塔の仏様2

塔のうしろへまわると、金剛宝座(こんごうほうざ)がありました。

17金剛宝座

金剛宝座は、お釈迦さまが悟りを開かれた場所なんだそうですよ~。

妙満寺の雪の庭は雪月花三名園の一つ♪

仏舎利塔の近く、山門からまっすぐ参道を進んだ一番奥にあるのが、妙満寺の本堂です。

18妙満寺の本堂

本堂には、本尊である釈迦多宝仏が安置されています。

19本堂

本堂の向拝です。妙満寺の提灯がありますね。

20本堂の前部分

扁額には、妙満寺の山号である「妙塔山(みょうとうざん)」と書かれていました。

21本堂の額縁

本堂が階段を上がった所に建っている事もあって、本堂前から境内を眺めると、なかなかいい景色です(*´▽`*)

写真中央あたりに成就院(じょうじゅいん)正行院(しょうぎょういん)などの塔頭があるのですが、拝観はできませんでした。

22本堂前から境内を眺める

それでは、受付をすませ、内部拝観に向かいたいと思います♪
内部拝観(本堂~本坊、鐘のある展示室、大書院)は、残念ながら撮影禁止でした(;´Д`)

こちらが、本坊の庭園、雪の庭です。雪の庭は撮影がOKでした^^

23妙満寺の雪の庭

妙満寺が旧地にあった時、塔頭・成就院の庭として造られたものを、移したものなんですよ。
造営当時のまま移築された雪の庭は、石畳と白砂が美しい枯山水庭園です。

24雪の庭

緑も多く、とてもいい眺めです( *´艸`)

25雪の庭正面

雪の庭は、俳諧の祖として有名な松永貞徳(まつなが ていとく)の造営で、清水寺の「月の庭」、北野の「花の庭」(現存していません)と並び、雪月花三名園のひとつとされています。

26妙満寺の雪の庭を本坊内部から

貞徳は1629年11月25日、妙満寺を会場に正式俳諧興行として「雪の会」を開催し、俳諧は独立した文芸として認められました。

そして、のちに松尾芭蕉(まつお ばしょう)与謝蕪村(よさ ぶそん)などを輩出することになったんです^^

27雪の庭アップ1

妙満寺は、俳諧(俳句)の地といえるんですね。

28雪の庭アップ2

雪の庭の手水です。

29雪の庭の手水

<パノラマ写真>

30雪の庭をパノラマで

雪の庭をあとにして本坊から奥へ進むと、展示室があります。

こちらの展示室にある鐘が、さきほども少しご紹介した安珍・清姫の鐘です。

安珍・清姫伝説
今から千年あまり昔の話。参拝途中に宿に立ち寄った若い僧・安珍を見て、宿の娘・清姫は一目惚れをします。
しかし安珍は参拝中の身なので、その気持ちに応えることはできません。帰りにもう一度立ち寄るからと約束しますが、安珍が戻ることはありませんでした。安珍に騙されたと知った清姫は、あとを追いかけます。そして、激怒のあまり蛇に変化し、道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺してしまいました。

清姫はどうしてそこまで怒ったんでしょうね(^_^;)

数百年ののち、豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)の家臣である仙石秀久(せんごく ひでひさ)が山中に捨てられたこの鐘を見つけます。秀久は合戦の合図にこの鐘を利用したあと、京都に持ち帰り、妙満寺に納めたそうです。

展示室を抜けると、大書院があります。

31大書院

大書院の向拝です。

32大書院の前の部分

外から見ると、桜の木があり、大書院が華やかに見えます。

33妙満寺の大書院

桜がとても綺麗ですね。

34大書院と桜

35妙満寺の桜

右に見えるのが、修行道場です。

36修行道場(右)

さすが、「そうだ京都行こう」でも紹介されているだけあって、とても美しい景色でした(*´▽`*)

さらに、桜ばかり集めた記事を作成しました。良かったらご覧ください♪

妙満寺の桜を写真でご紹介♪見頃はいつ?

妙満寺に駐車場はあるの?無料で併設♪

妙満寺には無料の駐車場が併設されています。

妙満寺の駐車場です。

37妙満寺の駐車場1

38妙満寺の駐車場2

山門を出て左に行くと、こちらの駐車場があります。

妙満寺の歴史と豆知識

妙満寺は、1389年に日什大正師(にちじゅうだいしょうし)が法華堂を創建し、根本道場としたのがはじまりだと言われています。

その後、火災などによって場所を転々としますが、1542年に再建、1583年には豊臣秀吉によって寺町二条に移されました。

そして1968年、街中の喧騒から離れるために、現在の地に移りました。

桜や、山門の前に咲き誇るツツジ、池の睡蓮も美しい寺院です。

妙満寺の拝観料は?アクセスなど

妙満寺:詳細データ
  • 正式名称:妙満寺
  • 住所: 〒606-0015 京都市左京区岩倉幡枝町91
    TEL:075-791-7171
  • 拝観時間:境内6:00~17:00、本坊9:00~16:00
  • 拝観料:本坊 大人500円、小中学生350円
  • 交通:京都バス 幡枝下車、徒歩3分
  • 駐車場:無料駐車場が併設

編集後記

いかがでしたか?

妙満寺の御朱印、雪の庭、拝観料と駐車場についてご紹介しました^^

仏舎利塔はエキゾチックな印象で、独特の雰囲気のあるお寺だなーと思いました。

歴史のあるお寺なのですが、なぜか新興宗教っぽい印象があります。1968年にこの地に引っ越された(遷堂)からかもしれません。移築したもの以外は新しいということですね。

妙満寺には、桜のほかにも、つつじ園やもみじ園があるので、そちらも見頃のころにぜひ見てみたいなーと思いました。

みなさんも、ぜひ足を運んでみてください♪

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