前回、金戒光明寺(くろ谷)の紅葉の時は、拝むことができなかった頭がとてもユニークなアフロ仏像様を、今回バッチリ拝んでまいりました!
でも、このアフロ仏像様、場所がけっこうわかりにくいんです。金戒光明寺も看板を設置してくれているのですが、それでも私は見つけるのにだいぶ時間がかかってしまいました。広大な墓地にもの凄い数の墓石と、多くの仏像があるためです。
そこで今回は、金戒光明寺のアフロ仏像の場所と行き方を超わかりやすくご紹介しますね!
また、アフロ様の御朱印も頂いてきました。こちらも合わせてご覧になってください♪
金戒光明寺のアフロ仏像の場所は?階段を10段上がる!
それでは早速、くろ谷さんのアフロ仏像様の場所と行き方を確認しましょう。
- まず金戒光明寺の立派な山門をくぐります。
- 山門をくぐると、正面に長い階段が見えますが、階段の手前で右へ進みます。
- 右へ曲がったら、そのまま真っ直ぐ進みます。
- 極楽橋が見えてきます。
- 極楽橋を渡りましょう。
- 渡ると正面に長い階段が見えますので、階段手前まで歩きます。
- そして、階段を10段上り、10段目で左を見ます。
有り難いアフロ仏像様がいらっしゃいます(笑)
私は最初、この階段をキョロキョロしながら上ったのですが見つけられませんでした。そして、上りきってしまいましたorz
これでもう迷いません(# ̄v ̄#)ニヤリ
これで場所はOKだと思いますが、せっかくなのでこのアフロ仏像について、どんな仏様なのかご覧になっていってください。知っておくと参拝時の楽しさが増しますよ^^
アフロ仏像とは?五劫思惟阿弥陀仏様!
なんと阿弥陀如来様だったのですね。
そして、なぜこのように特徴的な頭をされているのか、また五劫思惟とは何かについてです。
五劫思惟とは?なぜ頭が大きいの?
アフロ仏像様は、如来になる前の修行中であった菩薩(ぼさつ)時代に、とても永い間(五劫)、私達の救済や理想の極楽浄土について考え続けて(思惟)くださいました。
「ごこう」と読み、時間を表しています。
劫は、仏教やインド哲学の時間の単位で、非常に長い時間を表していて、1つの宇宙が誕生して消滅するまでの時間とされています。それが5つ分(笑)
また、劫の長さを表す例として、次のようなお話があります。
「4000里(1.6km)四方の城にケシ粒がぎっしり詰まっていて、その中から100年に1粒ずつ取り出し、城の中のケシ粒が完全になくなっても劫に満たない」そうです。
五劫は途方もない時間ということがわかりますね(^_^;)
「しい」とも読みますが、仏教用語としては「しゆい」と読みます。意味は、心に浮かべてよく考えること、です。
そして、特徴的な頭(髪の毛)ですが、如来の特徴である細かくカールした螺髪(らほつ)というパンチパーマの様な髪の毛が、永い間考え続けることで髪の毛がどんどん伸びて、大きくなっていった様子を表しています。
そのため、このような特徴的なお姿をされているのですね^^
五劫思惟阿弥陀如来坐像は、奈良の東大寺など、他のお寺にもいらっしゃいます。多くは木像で、石像は珍しいようですね。
金戒光明寺:アフロ仏像の御朱印
金戒光明寺では、五劫思惟阿弥陀如来様の御朱印を頂くことができます。
スタンプが永い間思惟してくださった有り難いお姿なのに、面白く感じるのはなぜでしょう(笑)
頂ける場所は、御影堂(一番大きな建物)に入ってすぐ左の朱印所で頂けます。
さいごに
金戒光明寺のアフロ仏像の場所と御朱印でした!
五劫思惟阿弥陀如来坐像はそのユニークな姿が面白いな、と思いましたが、昔の人はどうだったんでしょうね?
同じように、「クスッ」っとつい笑ってしまったのでしょうか?それとも真面目に拝んでいたのかな?
そんなことを考えていました^^
金戒光明寺の紅葉の記事はこちらです。紅葉も素敵なので良かったらどうぞ!
金戒光明寺(くろ谷)の紅葉!特別公開と御朱印も♪
コメントを残す